どうも、けろです。
いきなりですが、皆さんは車にウィンドウは必要だと思いますか?
これはその車の用途によって答えが変わると思います。
そんな中で走りのみを追求してウィンドウを省いてしまった車たちをいくつか紹介しようと思います。
窓なしの車への疑問
まず、窓がない車に対する疑問について紹介します。
早く窓なしの車を見たい方は目次よりこの節を飛ばしてご覧ください。
なぜ窓を無くす?
そもそもなぜ窓を無くす必要があるのか。
走りを追求するとはいえ、窓はあったほうが快適ですよね 笑
窓を無くす理由は、一言で言えば軽量化のためです。
また軽量化の話か!と思うかもしれませんがお許しください 笑
やはり窓は車の部品の中でもかなり大きなものの一つですね。
実際に、窓ありと無しがあるKTMのクロスボウでは、窓なしが790 kgなのに対し、
窓ありは850 kgとなっており、かなり軽量化に貢献していることが分かりますね。
また、クロスボウにはありませんが、窓を無くすことで屋根も一緒に無くなるため、そこでもかなりの軽量化が期待できますね。
窓無しでも大丈夫なの?
軽量化に貢献していることは分かりました。
でも、窓無くても大丈夫なの!?と思うでしょう。
結論から言うと大丈夫ではないです 笑
窓がないと飛び石など色々なものが直で飛んできます!
ヘルメットやゴーグルを着用することをおすすめします。
特に、花粉の時期は大変ですよ 笑
ただ、ある程度は大丈夫な車もあるんです。
例えば、このルノー スポールスピダーはフロントにある溝から風が入り、上に抜けていくようになっており、風でフロントスクリーンが作られるようになっています。
具体的に窓なしの車はどんなものがある?
お待たせしました。本題の窓なし車の紹介です。
私が知っている窓なし車の中からいくつかを紹介します。
まずはやはりセブンですね。
窓無しといったらこれ!と言えるような車です。
私を最初にライトウエイトスポーツの世界に引き込んだのはこの車です。
元はロータスが作っていたセブンですが、生産中止となった際にケータハムが製造権を取得して現在まで作っているというわけです。
少し前に、日本のロータス正規ディーラーであるLCIの親会社VTホールディングスに買収されましたね。
それもあってか、軽エンジンのケータハム、通称「軽タハム」の新モデルが多く出ており、個人的には嬉しいところです。
余談ですが、ケータハムは当初セブンのシリーズ4を製造していたのですが、あまりにも不人気で、今の形であるシリーズ3で製造をし始めたといったエピソードがあります 笑
続いてはこの車、ロータス 2イレブンです。
イレブンや3イレブンもありますが、代表して2イレブンを紹介します。
これはロータス イレブンやセブンの後継とも言えるモデルで、窓はもちろん、ドアもありません。
そのため、またいで乗るような感じになります 笑
2イレブンは私が窓なし車に目覚めたきっかけになった車です。
初めて乗ったオープンカーが2イレブンだったため、もう普通には戻れません 笑
3イレブンは限定311台で販売されたのに対し、2イレブンは限定などにはせず、358台の販売だったそうです。
てっきり211台限定だと思っていました。こういうところはロータスらしいですね 笑
続いては冒頭でも出てきたKTMのクロスボウ。
オーストリアのバイクメーカーであるKTMがダラーラと開発したスポーツカーです。
クロスボウは日本では比較的台数が多い窓なし車ですね。
窓なし車というよりは、バイクメーカーなだけあって、4輪バイクのような感じで親しまれているのかもしれません。
豆知識ですが、クロスボウのエンジンはアウディ TTのもので、エンジンキーはアウディのものになっています 笑
ドアはないので、イグニッションのためだけのキーですね。
アリエル アトム
続いてはアリエル アトム。
見れば分かる通り、ないのは窓だけではありません 笑
色々無くしたこともあり、画像のアトム 3.5はなんと550 kgとなっています。
そのボディに2.0 LのVTEC + スーパーチャージャーです。
おかしいですね 笑
V8エンジンを積んだアトム V8なんてモデルがあったりもします...
BAC MONO
続いてはこちら。BACのMONOです。
一人乗りの割り切った仕様で、F3を公道に出したような車と言われます。
BAC MONOは既に正規輸入されていますが、ついに東京と福岡にショールームができるようですね。
BACが新しく発表したMONO Rがそのショールームでの公開のために日本に向かっているそうです。
もし一般に公開されるようであれば見に行きたいですね。
ライトカーカンパニー ロケット
続いてはライトカーカンパニーのロケットです。
350 kgのボディにヤマハのバイクエンジンを積んだ車です。
この車、一人乗りだと思われがちですが、運転席後方の部分を取り外すと縦に二人乗ることができます。
軽さは正義とはいうものの、軽すぎも良くないようで、前輪にほぼトラクションがかからないと聞いたことがあります 汗
続いてはラディカル ラプチャーです。
ラディカルの車はRXC以外窓なしです 笑
これはそのラディカルが出した公道向けモデルであるラプチャーです。
SR3 SLの後継モデルと言える車ですね。
見た目から既におかしいですが、走りもラディカルですからすごいわけです。
765 kgのボディにフォードの2.3 Lエコブーストエンジンの組み合わせ。
ぶっ飛びそうですね 笑
ゼノス E10
続いてはゼノス E10です。
ロータスやケータハムの技術者が設立したゼノスカーズによるピュアなスポーツカーです。
エリーゼが生産終了したときにやや注目されましたね。
こちらのゼノス E10ですが、窓はオプションで、ほとんどの個体は窓がついています。
窓なしにはやや刺激が足りない仕様らしく、エリーゼのようなイメージで乗る方が多いようですね。
ゼノスは2017年に倒産しており、その後ACカーズに買収されてACゼノスとして復活したようですが、その後の動きはあまりありませんね。
各種SNSの更新も止まっており、やや心配です。
エレメンタル RP1
続いてはエレメンタル RP1です。
この車はかなり知名度が低いですね。
580 kgのボディに2.3 Lのフォードのエコブーストエンジンを載せています。
エアロダイナミクス開発にマクラーレンのF1チームの技術者を投入し、最大で1200 kgものダウンフォースを発生させることができるそうです...
ニュルブルクリンクでラディカル SR8LMの記録を破るぞ!という情報がでていますが、それ以降の情報がなく、結局どうなったのか分かりません...
ちなみに、この車のキーはこの棒です 笑
VUHL 05
続いては、VUHL 05です。
ここまで紹介してきた車たちはスピダーとクロスボウ以外は全てイギリス車でした。
このVUHLはなんとメキシコの車です!!
725 kgのボディに285psの2.0 Lのフォードのエコブーストエンジンが組み合わされます。
私としてはこのデザインがかなり好みです。
そのデザインですが、かなりカスタマイズの幅が広いようです。
サイトで自分だけのVUHL 05を作ることができます。
ぜひお試しを 笑
vuhl05.com
フォーミュラフォード エコブースト
最後はこれ。フォーミュラフォード エコブーストです。
車の中央をご覧ください。ナンバーついてます 笑
簡単に言うと、フォーミュラフォードの公道仕様です。
495 kgのボディに載せられるエンジンは、なんと1.0 Lのエコブースト。
ニュルのタイムは7分22秒で0-100km/h加速は4秒切りとなっているこのフォーミュラフォード。
なんと燃費はエコブーストというだけあって最高で41 km/L(?!?!?!)
最狂マシンです。
ただ、この車はワンオフで公道用に作られたもので、購入することは難しいでしょう...
最後に
いかがでしたか?
ここでは、窓なしの車をいくつか紹介しました。
しかし、まだこれは入り口に過ぎません。
興味を持たれた方は、もっと調べてさらに深い世界へいってみませんか?